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  <title>xkny3v.sa.yona.la</title>
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  <description>xkny3v.sa.yona.la</description>
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  <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 00:16:31 -0000</pubDate>
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   <title>http://xkny3v.sa.yona.la/3</title>
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   <description><![CDATA[<p>ほとんど1年前に、ちろ、っと書いてすぐにやめてしまったsa.yona.la、久々に開いてみると、最初の画面で、あ、SUPER BUTTER DOGだ、ってなって、あ、すごい好きな感じの言葉づかいだ、ってなって、ちょっと嬉しいのでコメントさせて頂きました。</p>
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   <pubDate>Mon, 24 Aug 2009 11:58:53 +0000</pubDate>
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   <title>銀色</title>
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   <description><![CDATA[<p>冷たい雨の夜、ぼくは傘を片手に住宅街を歩いていました。 </p>
<p>区画整備がうまくいかなかったのか、複雑な路地は、からかうように道をくねらせ、ぼくはすっかり迷子でした。</p>
<p>不安がじんわりとビニール傘をすりぬけて、体にまとわりつきます。 </p>
<p>重い足取りで、それでも自分を励ますために、わざと大きな音で雨粒を踏み潰しながら歩くと、赤銅色の「カレー」という看板を下げた古い造りの建物が目に入りました。 </p>
<p>建物の周りは、背の高い緑で囲まれており、きれいに手入れされた木々の隙間から、あたたかいオレンジ色が洩れています。 </p>
<p>カレーの匂いこそしませんでしたが、ぼくは暖かそうな建物にふらふらと吸い寄せられ、蔦が絡まった小さなアーチ状の門をくぐりました。 </p>
<br />
<p>傘をたたんでドアを押すと、ドアの内側についたベルが、かろらん。 </p>
<p>従業員の女の子が柔らかな笑顔で、お好きな席へどうぞ、と案内してくれたので、ぼくは一番奥のテーブル席に座り、開いたまま置いてあるメニューに目を落としました。 </p>
<p>チキンカレー、シーフードカレー、チーズカレー、たくさんのカレーの文字が躍る手書きのメニューの中で「銀色カレー」という文字が目をひきました。 </p>
<p>口から銀色の粉でも出るようになれば素敵だな、と、ぼくは、すっかり「銀色カレー」の名前が気に入ってしまい、チーズカレーも捨てがたいけれど、「銀色カレー」を注文することにしました。</p>
<br />
<p>窓を伝う雨粒を目で追いながら、厨房から流れるカレーの香りを吸い込むと、不思議な「銀色カレー」のことが知りたくてたまらなくなり、カウンターを拭いている女の子に尋ねました。 </p>
<p>女の子はさっきの笑顔で、当店オリジナルカレーです、と教えてくれます。 </p>
<p>「じゃあ、何で銀色なんですか？」</p>
<p>「当店の名前ですけど」</p>
<p>ぼくは慌ててメニューを手に取り、表紙に目をやりました。 </p>
<p>『カレー専門店　銀色』 </p>
<p>凝った字体でレタリングされた文字が、真ん中に大きく並んでいました。 </p>
<p>なるほど。 </p>
<p>ばつが悪くなって、愛想笑いを向けると、女の子は </p>
<p>「このコが銀色っていう名前で、それがお店の由来なんです」 </p>
<p>と、カウンターの上に置かれた猫の写真を指差して、微笑みました。 </p>
<br />
<p>どうして猫に「銀色」なんて名前をつけたのか気になりましたが、女の子が「銀色カレー」のお皿を持ってきたので質問のタイミングが合わず、それきりになりました。</p>
<p>一口、スプーンで口に運び、ぼくは全く唖然としました。</p>
<p>「銀色カレー」は名前の魅力の百分の一ほども、おいしくないのです。</p>
<br />
<p>ぼくは、ひどく損をしたような気分になり、ただただスプーンを、お皿と口の間で往復させ、水を一杯だけおかわりしたあと、席を立ちました。 </p>
<p>さっきまで魅力的に見えた女の子の笑顔も、なんだかカレーの味と同じで、どこにでもある笑顔に見え、その色褪せた笑顔に、失礼にも溜息が出ました。 </p>
<br />
<p>傘立てから傘を抜き取り、かろらん、とドアを開けます。 </p>
<p>店の敷地を出て、ビニール傘の向こう側に看板を眺めると、先程は木々の陰に隠れて見えなかったのでしょう、看板にはメニューと同じ字体で「銀色」と書かれていました。 </p>
<br />
<p>そのときです。 </p>
<p>ぼくは、はっとして空を見上げました。 </p>
<p>夜空と溶け込んだ真っ黒な雨雲が隙間を作り、その向こうに、まぁるい、きれいな銀色のお月様が、ぽっかりと浮かんでいました。 </p>
<p>月明かりに照らされた雨粒も、銀色に輝きながら、きらきらと降っています。 </p>
<p>ぼくは思わず溜息をつきました。 </p>
<p>それは、店を出るときの重くて苦味のある溜息ではなく、美しさに魂が飛び出るような溜息でした。 </p>
<br />]]></description>
   <pubDate>Tue, 29 Jul 2008 15:12:32 +0000</pubDate>
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   <title>飄々と</title>
   <link>http://xkny3v.sa.yona.la/1</link>
   <description><![CDATA[<p>大阪で生まれた女やさかい</p>
<p>シンプルに生きていきたい。</p>
<br />
<p>と言って、携帯電話のメモリを整理していった結果</p>
<p>15件になって、身も心も軽くなって、風に飛ばされてしまいそうで。</p>
<br />
<p>シンプルに生きていきたい。</p>
<p>飄々と暮らしていきたい。</p>
<br />
<p>阿呆ほどある、書架の中身が整理できず</p>
<p>我が家は混沌のスープ、生命のスープ</p>
<p>シンプルライフと、読書人生の両立は適わないのか。</p>
]]></description>
   <pubDate>Wed, 23 Jul 2008 04:33:02 +0000</pubDate>
   <guid>http://xkny3v.sa.yona.la/1</guid>
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